ズボラな工学系リケジョのブログ

ズボラな理系女子の生き方を紹介します。

大手メーカーの就活では何を聞かれる?理系大学院生が就活で必要な準備

こんにちはズボラリケジョのほかまるです。

もうすぐコロナ禍の就活が解禁されますね。どんな状況になるか読めない中で不安な就活生も多いと思います。

そんな人たちの参考になればと思ったので、私の経験を踏まえて大手メーカーの就活で聞かれた内容や必要な準備をまとめてみました。

ついでに私は、自動車、電機、インフラ、印刷系のメーカーを受けました。

あと最初に伝えておきますが、大手メーカーの技術員は院卒が9割です。学部卒になると国立の名門大学でないとなかなかチャンスを掴むのが難しいです。

 ES編

まずES(エントリーシート)ですが、大手の企業はなかなかの量を書かせてきます。

実際に聞かれた内容としては

・自分の研究テーマについて説明してください(800文字~1000文字程度)

・学生時代に最も力を注いだことを教えてください(500文字~1000文字程度)

・仕事を通して成し遂げたいことは何ですか。(300~文字500文字程度)

・志望動機(300文字~500文字程度)

・その他の自己PR(200文字~300文字程度)

上記のようにかなりの文字数が必要になります。

メーカーの技術職のESの印象としてはやはり自分の研究テーマが必ず聞かれます。

そしてさらにガクチカや志望動機が必要になってきます。

会社によってはその他の自己PRなんてのもあり、かなり大学時代の経験を掘り下げられます。大学時代に何もやってないとなかなかキツイ内容です。

 

Webテスト

私はWebテスト対策の本(SPI、玉手箱)を使って勉強しましたが、いざ本番になると「緊張して頭が真っ白になって半分くらいしか分からなかった」ということもありました。

しかし、実際全部ESは通っていたのでメーカーではWebテストはそこまで重要視されていない可能性があります。

ただ勉強しないで行くと全く解けないという可能性もあるので対策本を1~2周しておくのがおすすめです。

そしてテストで出来なかった時のことを考えてESには本気で取り組んだ方がいいです。

 

面接編

ここから最難関の面接に入っていきます。まず理系学生が必ず必要とされるのは、自分の研究について図や表を用いてまとめた資料を作ることです。

企業によりますが、紙1枚にまとめてくださいという会社もあれば、枚数・まとめ方は自由で大丈夫な会社もあります。

しかし相手に見せる資料だからこそ見やすさにはこだわった方がいいです。面接官は自分の研究のことなど何も知らない人なので、初めて見た人でも理解できることがポイントです。

私の場合はA4用紙2ページ分に研究内容をまとめて両面印刷をして紙1枚で説明できるようにしました。

周りにはパワポの資料をそのまま印刷して持ってきてる人もいました。

そしてこの資料を使用して自分の研究について5分ほど説明する時間があるのでそこで詳細を話します。そのあと研究についての質問が面接官からあり研究内容をしっかり把握しているか見られます。

私が実際研究について聞かれてドキッとしたことは、「この研究はもっとこうした方がいいと思うんだけど、どう思う?」と研究のやり方や方法についての意見を言われた時です。

「教授に従ってやってきたので」なんて言えませんから、自分がどう思ってこの方法を進めてきたのかを話ました。

あとその時に重要なことはの面接官の意見を決して否定せずに受け止めることです。

社会人になったら相手を否定してはいけないとたくさん言われます。

そのほかに聞かれる内容としては

・志望動機

・学生時代に頑張ったこと。そこから学んだこと

・会社でやってみたいこと

といったESに沿った内容や

・ストレス発散方法はあるか

・リーダシップとは何だと思うか

・面接官に質問したいことはありますか

といった質問をされたことを覚えています。いきなり言われると困ったりしますが、なんとか答えられる範囲で答えました。

そして面接のポイントとしては相手の目を見て話すこと自信があるように話すことが大切です。

基本的に雰囲気は和やかなものが多いですが、最終面接になると雰囲気がガラッと変わって、突っ込んだ質問もされたりします。先ほどの私がドキッとした自分の研究についての質問も最終面接の場でした。

面接が進んでいくほど緊張感漂う雰囲気になるので、強い心をもって臨みましょう。

 

まとめ

・大手メーカーのESはかなりの文章量を書かされる。しっかり時間をかけて文章作りが必要

Webテストは完璧にできなくても意外と通る

・面接では自分の研究についてまとめた資料を作成する必要がある

・面接ではしっかり目をみて自信があるように話す

 

以上大手メーカーの就活で聞かれる内容、必要な準備でした。参考になれば幸いです。